クイズ感覚で親も中学入試問題に挑戦!
「わかるオモシロさ」「解ける喜び」を再発見してください。 

次の文を読み、後の問いに答えなさい。

 

問1 ( A )~( D )に当てはまる用語の正しい組み合わせを、次のア~クから選び、記号で答えなさい。
ア A 花 B 根 C 茎 D 茎   イ A 花 B 根 C 茎 D 根
ウ A 花 B 茎 C 根 D 茎   エ A 花 B 茎 C 根 D 根
オ A 葉 B 根 C 茎 D 茎   カ A 葉 B 根 C 茎 D 根
キ A 葉 B 茎 C 根 D 茎   ク A 葉 B 茎 C 根 D 根

問2 文中の1~12の野菜の中でアブラナ科のものをすべて選び、番号で答えな さい。


制限時間 3分 難易度 ★☆☆☆☆
白百合学園中学校(平成24年度 一部改)

野菜の形も大きなヒント。植物は、茎や葉、花の構造などで分類されます。

語呂合わせも活用して身近な植物にもっと関心を

キビ子 

身近な野菜について、こんなふうに考えたことは全くございませんでしたわ。サツマイモもジャガイモも普段"根菜"と呼んでいますし……。

先生

引っかかったのはそこですか?

キビ子 

ええ、ブロッコリーが花、アスパラガスが茎というのはピンときましたけれど、あとのふたつです。どちらも根だと思い込んでいましたわ。

先生

ジャガイモは茎なんです。小4で習います。地中に埋もれている茎、「地下茎」を食用とする代表的な野菜はハス、サトイモ、ジャガイモ。授業では"ハトジャー"と覚えるよう教えていますね。

キビ子 

ハスは茎のイメージがありますわね。でも、イモ類はどうかしら?

先生

サトイモもジャガイモも丸い形ですよね。サツマイモやヤマイモのように長いのは根っこです。

キビ子 

茎と根を分けられるのは、形だけなんですの?

先生

あとは発芽ですね。ジャガイモはくぼみの部分から芽が出ますよね。芽が出るのは、根でなく茎です。

キビ子 

なるほど、そうですわね。

先生

その芽にソラニンという毒があるのはご存じですよね。

キビ子 

料理のときに芽が出ていると必ず取り除くようにしていますわ。

先生

もうひとつの茎である証拠として、土から掘り出したジャガイモを光に当てておくと緑になるんですよ。

キビ子 

たまに緑色のジャガイモがありますね。そういうわけでしたのね。

先生

さて、問2はいかがでしょう?

キビ子 

まず、ブロッコリーは形からそうではないかと思いました。それと、ダイコンも確か菜の花に似た花を咲かせますわ。気になるのはキャベツですけれど、どうだったかしら?

先生

さすが、キビ子さんですね。その3つの野菜で正解! 実は、これも語呂合わせがあるんですよ。

キビ子 

ぜひとも知りたいですわ。

先生

「アカイナキダコブハ」。授業中、足を切り取られたタコが墨をブハッと吐いた絵を描いて教えています。

キビ子 

そういう絵があれば、子どもたちも楽しく覚えてくれそう。

先生

アはアブラナ、カはカブ、イはイヌガラシというスジグロシロチョウが大好きな食草です。それからナズナ、キャベツ、ダイコン。では、この先は考えてみてください。

キビ子 

コは小松菜、ブはブロッコリー、ハは……白菜です!

先生

よくできました! カリフラワーや青汁で有名なケールなど、まだまだたくさんあります。アブラナ科は野菜の王様なんですよ。

キビ子 

スーパーで見かける野菜の多くはアブラナ科ですのね。これらに何か共通する特徴はあるんでしょうか?

先生

花の形です。花びらが4枚。ほかの科の花は、花びらが5枚であることが多いんですよ。

キビ子 

知りませんでしたわ。野菜の花を見る機会も減っていますものね。

先生

子どもたちにはそういう機会を増やして、野菜など身近な植物にもっと関心を持ってもらいたいですね。

A. 問1 ウ 問2 1、3、9
問1 ブロッコリーは、おもに花のつぼみを食用とします。アスパラガスとジャガイモは茎、サツマイモは根を食用にしています。
問2 キャベツ、ダイコン、ブロッコリーはアブラナ科に属します。4枚の花びらを持つ花を咲かせるのが、アブラナ科の特徴です。

菜の花を食べたことのない子どもは多いのでは? 春になったら、ぜひ菜の花の和え物を作ってあげてください。

池田力子先生
四谷大塚高田馬場校舎専任講師。中学受験に挑む子どもを持つ父。

野菜は一番身近な植物。スーパーで、子どもたちと一緒にアブラナ科の野菜を見つけてみたいと思いますわ。

教育キビ子さん
教育熱心で、物事をキビキビと進める。子どもは小6と小4の兄妹。

取材・文/西田知子 写真/石井和広 イラスト/丹下京子

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