うちの夫は子どもの勉強をよく見てくれます。ただ、子どもが上手く理解できないと、怒り出すことがあり、困っています。

親が勉強を教えてくれると、多くの子どもはうれしくなり、やる気がアップします。しかし、問題の解き方まで詳しく教えると、自発的な学習態度がなかなか身につきません。

最近では、子どもの勉強を熱心にサポートする父親が増えており、これ事体はとてもすばらしいことです。ただ、父親の中には、自分が教えたことを子どもが理解できないと、厳しい口調で注意してしまう方がいます。このような状況が続くと、親のサポートを子どもが敬遠するようになり、受験勉強に対しても前向きな気持ちが持てません。そのため、子どもと父親の間に母親が入り、父親の気持ちを尊重しつつ、子どもへのサポート内容を夫婦で話し合う必要があります。

具体的な方法として、まずは塾の説明会に父親を連れていくことをおすすめします。そこで、中学受験の現状や受験勉強のポイントなどについて話を聞くことにより、父親も自分の教え方を見直すきっかけが持てるのではないでしょうか。

勉強面のサポートについては、子どもが今使っているテキストにしっかり目を通してもらうことも欠かせません。と言うのも、算数の問題の解き方や社会で学習する内容(政令指定都市の数や日本の主要な貿易相手国など)は、親が学校で勉強していた頃と比べて、大きく変わった部分が多いからです。このような変化を父親が把握せずに勉強を教えても、子どもはスムーズに理解できず、混乱してしまう恐れがあります。

もし、父親がテキストをチェックして知らない内容を見つけた場合は、母親のほうから「子どもに質問してみるのは、どう?」と声をかけてみましょう。子どもは、親が自分と同じ目線で考えてくれることをとても喜ぶので、きっと会話が弾むはずです。

中学受験において、親に求められる役割は、「教師」ではなく「伴走者」。この点を夫婦で共有して、子どもの受験勉強を支えていきましょう。

イラスト/鹿野理恵子

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