「自分は文学が好きだ」という人は、ほかにもいろいろな分野の本があるということにすら、気がついていなかったりします。

日本は、世界に冠たる工業国です。手業が大好き! 職人仕事が大好き!「はやぶさ」だって、NASAのロケットだって、世界一のパソコンだって、それを設計し、組み立てる人たちがいなければ、私たちの目に見える物にはなりません。日本中の工場が衛生的で、世界一の品質を誇ることができるのは、一人ひとりの中に、「こうでなくちゃイヤだ!」という美意識が働くおかげでしょう。

日本は、世界一精巧なフィギュアを安価でつくり、それを楽しむ人々の多い国。つまり「つくる」ことが好きなのです。

それは、子どもたちも同じです。特に小学校1年生から4年生くらいの間は、物がどうやってできるのかということに「はまる」年齢です。小学生は、機械だけでなく、生物や社会、あらゆること対して「それはどうやってできているのか」「なぜそうなっているのか」を知ることが大好きです。

その「なぜ?」「どうして?」が勉強の第一歩だということは、皆さんもご存知だと思いますが、子どもの脳というのは、そのように勉強に向いているようにつくられているのだと、つくづく思います。

今回紹介するものづくりの本を、どうぞ見せてあげてください。

『ポップアップ モノのはじまり へぇ~!? 図鑑』

ロバート・クラウサー【著】、野間香与子、小峰書店 編集部【訳】
09年刊/小峰書店/ 2,520円
Amazonで購入

身の回りの物の始まりをわかりやすく解説

これはポップアップ本です。たとえば、台所のページでは、飛び出しているフライパンやオーブントースターなどが、いつ、どこで、だれが、どうやってつくったのか解説がついているという、おもしろい本です。「そうか、どんなものだって、誰かが考えてできたんだよなあ」と思えます。

『街で見かけるナゾの機械・装置のヒミツ』

造事務所【編】
07年刊/ PHP研究所/ 1,260円
Amazonで購入

タイトル通りの本!路上や建物にある機械に対して感じる、どんなふうになってるんだろう?という疑問に応えてくれます。

『発明・発見のひみつ
学研まんがひみつシリーズ』

大森実【監修】
92年刊/学研教育出版/ 840円
Amazonで購入

ご存知、いつの時代もベストセラーの「ひみつ」シリーズです。発明や発見に関する単語をたくさん覚えるのにも最適!

『ビジュアル 分解大図鑑』

クリス・ウッドフォード【著】、武田正紀【訳】
09年刊/日経ナショナル ジオグラフィック社/ 6,800円
Amazonで購入

飛行機、自転車、ギターなどあらゆるものを分解!

かなり高度な図鑑ですが、写真やグラフィックを使ったビジュアルがうまいので、とても見やすいです。身の回りの物や、いろいろな機械を分解して、各部の名称まで、とてもくわしく解説してくれます。

『ねじ図鑑
─種類や上手な使い方がよくわかる』

門田和雄【監修】
07年刊/誠文堂新光社/ 1,890円
Amazonで購入

ネジの図鑑です。ビジュアルが大きくて魅力的なので、「ネジなんて興味ない」という人でも、思わずへぇーと見てしまいます。

『ねじとねじ回し
─この千年で最高の発明をめぐる物語』

ヴィトルト・リプチンスキ【著】、春日井晶子【訳】
10年刊/早川書房/ 630円
Amazonで購入

ネジとネジ回しについて、工業系の大学教授が世界中を回って調べ、学習するお話。調べるって楽しい、ということがわかります。

『天才エジソンの秘密
失敗ばかりの子供を成功者にする母との7つのルール』

ヘンリー幸田【著】
10年刊/講談社/ 740円
Amazonで購入

落ちこぼれ少年を
どう天才に育てたのか?

読みやすく、魅力的なエジソンの伝記です。今のこの便利な世の中は、エジソンがつくったといってもいいんだ、というのがよくわかります。

今月の新刊案内
仕事について考えてみる秋
「子どもには世界を視野に入れて夢を追ってほしい」と考えているお父さんお母さんに、ぜひ読んでいただきた...>>続きを読む
今月の新刊案内
深まる秋を彩る秀逸な物語たち
児童文学のノーベル賞とも言われる国際アンデルセン賞作家賞を受賞した上橋菜穂子さん。大人も夢中にさせる...>>続きを読む
サイトマップ
人気記事ランキング
01 特集
そのひと言が子どもを変える! 学力を伸ばすほめ方・励まし方
02 スペシャルウィーク
9歳までに身につけたい国語力
03 子育てに効く脳科学のお話
頭をよくする方法はある?

サイト内検索
 

RSS登録
これまでの特集記事



気になる記事ピックアップ
これまでに公開された記事の中から気になる記事をランダムでピックアップし、表示しています。