競技大会と催事出演の両方が活躍の舞台

真っ白な胴着に黒袴。紫のたすき掛けで、2メートルを超すなぎなたを構え、気合いの声とともに勢いよく前方へ繰り出す部員たち。かと思えば、顧問の先生の訓話に姿勢を正し、真剣に耳を傾けます。道場は、凛として修錬を積む者が放つ引き締まった空気に満ち、清々しさが漂っています。

なぎなたの競技大会は、防具を身につけて打突により勝負を決める試合競技と、指定された形を二人で演じて技量を競う演技競技の2種目が置かれているのが特徴。文化学園大学杉並中学・高校なぎなた部は、いずれの種目においても、インターハイ優勝を始めとする輝かしい戦績を記録してきました。

さらに、その活躍の舞台は競技大会だけに留まりません。羽田空港第2ターミナル開設記念イベントなどの公開催事参加やテレビ出演を、これまでに幾度となく果たしています。イベント出演時や新入生歓迎時期の校内では、武道の動きを音楽に乗せたパフォーマンスとも言うべき、華やかな「リズムなぎなた」が披露されます。

リズムなぎなたに憧れて入部した、大谷いぶきさんは、「リズムなぎなたの練習をすることで、全員が団結して息を合わせることの大切さを学びました」と、笑顔で話します。

なぎなた部の活動を、顧問の佐藤智尚先生は、武道本来の目的である人間形成の場ととらえています。折に触れて「美しいと感じる心を養えば真理が見えてくる」「隣の芝生はよく見えるが、自分の属する場が華となるよう励むべし」といった訓示を授けてきました。今年の関東競技大会において、個人試合と演技で準優勝した中里啓子さんは、鉄道の高架下にあり、ときに騒音のする道場のことをこう語ります。「柱が多く、大勢での練習がしにくい面もありますが、先輩たちから受け継がれてきたこの場をありがたく感じます。ひと振りに心を込めなければという気持ちになれますから」

「薙刀」という漢字ではなく、読みやすいようにと、ひらがなで表す、なぎなた部。その字面の柔らかさはどこか、凛々しくもたおやかな部員たちの勇姿を思わせます。

部員のほとんどが入部時は初心者。5級から始めて、高2で取得可能上限の二段に昇進する人も。全国大会には強豪がひしめくが、チームワークで勝ち進むのが同部の特徴。

スポーツ関連ニュースから米国大統領の演説まで、新聞記事を引用して心身鍛練の重要性を説くのが佐藤先生流の指導。引用した記事を、部員は毎回スクラップして保存している。

道場に掲げられた「如意」の文字。「意のままに身体と武具を操れるようになるまで鍛えよ」という教えだ。「そうすれば、おのずと全国優勝が見えてくるはず」と佐藤先生。

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