中学校に入学してから、子どもの学力が伸び悩んだ場合、どうサポートすればよいのでしょうか?

最初に、「伸び悩み」をどう捉えればよいのか、定義を明確にしておきましょう。「伸び悩み」とは、勉強をがんばっているのに、学力が伸びないことを指します。そのため、まずは子どもが、普段の学習を怠けていないかを確認すべきでしょう。 

毎日の勉強をがんばっているのに、学力が伸び悩んでいる場合は、親も焦らず、温かい目で見守ることを心がけてください。なぜなら、学力は直線的に伸びるものではなく、必ず行き詰まる時期が来るからです。そこを乗り越えれば、再び学力は伸びていくものです。 

ただし、伸び悩みの原因を考えることを忘れてはいけません。原因のひとつとしては、それまでの学習方法が、限界を迎えていることが考えられます。そのため、新しい学習方法を身につける必要があります。 

まずは、「学力が伸び悩んでも、勉強を続ける姿勢を忘れないようにしよう」と、子どもに伝えてください。その上で、学習方法をグレードアップさせます。私が、当校の生徒に教えている方法としては、「◎○△×法」があります。これは、「◎=完璧に理解した」「△=よくわからない」などのように、取り組んだ問題に対しての理解度を、子ども自身が評価していく方法です。この学習方法を実践することで、苦手分野が明確になり、伸び悩みを克服するヒントが見つかるはずです。 

学力が伸び悩む原因としては、基礎学習が、しっかりと定着していないことも考えられます。ですので、自分が間違えた問題をまとめた「お宝テキスト」を作るのも、オススメです。「お宝テキスト」に書かれている内容を繰り返し学習すれば、伸び悩みも自ずと解消されることでしょう。 

学力が伸び悩んでいる子どもの中には、体調や生活のリズムに不調を感じているケースもあります。子どもの健康状態や学習に取り組むときの姿勢、表情の変化などにも気を配りながら、サポートすることを心がけてください。

開智未来中学校
2011年4月に開校。「社会に貢献するリーダー」の育成を目指し、哲学の授業なども取り入れている。
関根均
開智未来中学校・高等学校校長。大学卒業後、公立高校の教員となり、校長も務める。その後、開智高等学校校長を経て現職。
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