作品制作によって促進される心の成長

企業や大学との協力で行う総合学習を実施する品川女子学院。感謝の気持ちを込めて協力先の方々へお贈りするフラワーアレンジのプレゼントは、多くの方に喜ばれています。そして、この手作りプレゼントを制作しているのが、フラワーアレンジ部の部員たち。英国発祥のフラワーアレンジは、日本文化の伝統としきたりを重んじる華道とは違った意味で、自由な発想と素材による作品作りが特徴です。

部活動としては全国でも珍しいため、同校のフラワーアレンジ部はその存在が注目されて、さまざまな催事主催者や団体から声がかかります。今年は、テレビ放映も行われるほどの大規模イベント「世界らん展日本大賞2011」への本選出場も果たしました。「予想以上に大きな会場で少し緊張し ましたが、とても勉強になりました。鏡を使った演出など、いろいろな工夫をおもしろいと感じました。来年もぜひ出場してみたいです」

中学3年生の石橋真里奈さんは、大舞台経験の興奮を振り返ります。華道家などプロの大人も出品する本選で、先輩2名と組んで作品を発表しました。「高校3年生は、自分たちの卒業式典で壇上の花の飾りつけを担当し、制作活動を締めくくります。品川区の成人式の式典装飾をお手伝いしていますが、学外での活動をもっと増やして、部員たちの発表の場を広げていきたいですね」と、顧問の北澤雅子先生。

部活動における、もうひとつの大きな柱はオープンキャンパス。同校の受験を目指す小学生やその家族のためにに、実演指導を行う場を設けています。この日ばかりは、いつも顧問の北澤先生に指導を受けている部員たちが〝先生〟の役に。目を輝かせる年下の〝生徒〟たちの愛らしい反応に、ちょっぴりお姉さん気分を味わいます。

「コンテスト参加や式典装飾で向上心を養う一方で、まわりの人たちへの思いやりを育むのがこの部活動の目的。心を込めて行う手作りの大切さを学んだことで、家族の記念日や入院したおばあちゃんのために、自主的にフラワーアレンジのプレゼントを作る部員がたくさんいるんですよ」(北澤先生)

アットホームな雰囲気が魅力で、部員たちの仲がよく、とてもにぎやか。入試日には、応援メッセージつきのフラワーアレンジを作り、教室に飾るなど、心温まる活動もしている。

作品制作に使うハサミ、ナイフ、オアシス(花を固定するための吸水スポンジ)は、部の備品。楽しい気分で制作ができるように愛らしいデザイン や色のものを選んでいる。

予選を通過し本選に出場した「世界らん展」。来年の目標は、中学生チーム、高校生チーム揃って出場し入賞すること。「次回のためにみんなで楽 しく作戦を練ります」と北澤先生。

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