カウンセリングルームでは子どもの悩みにどのように対応してくれるのでしょうか?

中学・高校の6年間は多くの子どもたちが悩みや不安を抱く時期ですが、そんな心の問題を受け止め、相談に応じるのがカウンセリングルームの役割です。子どもが相談に訪れたときはカウンセリングの資格を持った専門のカウンセラーが対応し、まずは悩みの内容を親身になって聴いていきます。そして、解決のきっかけを見つけてあげたり、子ども本人が状況を客観視できるようにサポートします。

 カウンセラーは精神科医ではないので、悩みの原因を分析したり、治療を行ったりはしません。あくまでも相談者自身の気づきを大切にして、背中を押してあげることが役目です。それ以上の治療が必要となる場合は、学校の保険医と連携したり、小児科専門の病院を紹介したりしています。

学校のカウンセリングルームでは人間関係の悩みだけでなく、進路に関する悩みの相談にも応じています。たとえば、「進学先のことで親と自分の意見が違って困っている」といった悩みを打ち明けられた場合も、生徒の気持ちを受け止めて一緒に問題を考えていきます。相談に来る子どもの多くは、親や先生などに相談内容を秘密にしたいと考えています。その点、カウンセラーには守秘義務があり、安心して相談できます。相談内容によっては担任の先生や保護者に連絡する場合もありますが、その時も本人の了解を得ることが基本となります。

カウンセリングルームにひとりで行くことに気後れする生徒もいるので、当校では友だちと一緒に来ることも了承しています。最近では、保護者がカウンセリングルームを利用できるようにしている学校も多くなっています。「電話での相談も可能」としている学校もあるので、子どもが入学してから学校生活に不安を覚えた際には利用を考えてみてもよいでしょう。説明会の時にカウンセリングルームを見学できる学校もあるので、室内の雰囲気などを確認してみるのもオススメです。

田園調布学園
1888年に英国人宣教師の尽力により創立。キリスト教の教えと日本の礼法を軸にした人間教育に力を注いでいる。
小澤敦子
田園調布学園中等部・高等部カウンセラー。中学、高校、専門学校などのスクールカウンセラーを経て、1999年より現職。
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