寒い冬も終わり、ようやくいい季節になってきました。「暑すぎもせず、寒すぎもせず」のこの時期は、体を動かすのにもってこい!

というわけで、今月は、本のテーマとしては珍しい「スポーツ」から紹介します。

なぜスポーツの本が珍しいのかというと、現代日本の文学事情として、スポーツ系のおもしろい物語は圧倒的にマンガで、活字の本ではないに等しいからです。あらゆる本のジャンルの中で、一番マンガに勝てないのは、「スポーツもの」だと思うんです……。

マンガにはボクシングの「あしたのジョー」や、野球を扱った「キャプテン」をはじめ、珠玉の名作がずらっと揃っていますからね。

今回はいろいろな角度から見て、「スポーツするなら、まずは自分の体のことをちゃんと認識してたほうがいいよね」「実技なんだから料理のような、うまくなるちょっとしたコツってあるよね」といった、これは本だからおもしろい、本でなきゃ!というものを集めてみました。

そしてもうひとつ、大人向けの本である「BODY――驚異の人体探検」が5歳から使えて、絵本の「地球のてっぺんに立つ! エベレスト」が内容が高度で高学年以上に向けた本だという紹介の仕方は、一見常識はずれで意外かもしれません。ですが、一度手にとって読んでもらえれば、きっと、「なるほど、そうなんだ!」と思っていただけるのではないでしょうか。

どうぞお役に立ちますように。

『BODY――驚異の人体探検』

リチャード・ウォーカー【文】、坂井建雄【日本語版監修】
06年刊/山と渓谷社/3,360円
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さまざまな人体器官を
グラフィックで表現!

体を動かすなら、まず体の仕組みがどうなっているのか知っていたほうがいいでしょう。これは子ども用の本ではありませんが、その美しさと遊び心で、5歳くらいから夢中になれる最高傑作です。骸骨が腹筋運動しているイラストもあるんですよ!

『キャプテン翼の必勝!サッカー』

副島博志【監修】、大村宏樹【イラスト】
02年刊/集英社/998円
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低学年で読めるスポーツ本の希少な一冊。わかりやすくサッカーの楽しさが伝わってきます。


『スポーツ年鑑 2011』

11年刊/ポプラ社/2,940円
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2年生頃からハマる、スポーツデータブックの定番。これと「プロ野球選手名鑑」は半年でボロボロになるほど読まれる魅力的な本です!

『地球のてっぺんに立つ! エベレスト』

スティーブ・ジェンキンス【著】、佐藤見果夢【訳】
01年刊/評論社/1,365円
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エベレストの見方が変わる
極上の本

地理、地学、生態系などあらゆる角度からエベレスト登頂を語る絵本です。切り絵が美しく「いつか、この山を登りたいと思っている君に」という前書きに 「登るのはやだなぁ」と思った人も、最後には1回くらい眺めに行ってもいいと思うようになるでしょう。

『ヒカルくんのスポーツのコツ絵辞典
――体育が好きになる!』

田中光【監修】
03年刊/PHP研究所/2,940円
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縄跳び、水泳、走ることなど、コツをわかりやすく解説。思わず「へー」っと言ってしまいます。

『古武術で毎日がラクラク!
――疲れない、ケガしない「体の使い方」』

荻野アンナ【著】
06年刊/祥伝社/1,260円
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体の仕組みは知ればおもしろく、まるで手品のよう。スポーツがうまくなるヒントが満載!

『ソウル・サーファー――サメに片腕を奪われた13歳』

ベサニー・ハミルトン【著】、鹿田昌美【訳】
07年刊/ヴィレッジブックス/693円
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シンプルで力強く
勇気をもらえる物語

プロサーファーを目指す少女が、サメに左腕を食いちぎられてしまいますが、彼女はなんと1ヶ月後にはもうボードに乗っていました!

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