子どもが実験に取り組むことは 理科の学力アップにどのようにつながっていくのでしょうか?

子どもが理科の実験に取り組むメリットは数多くありますが、まず第一に理科への興味がアップする点が挙げられます。水素が発生した試験管に火を近づけるとポンッ」と音がして水滴が発生する、空き缶の中の空気を抜いて真空状態にしていくと途中で空き缶が「ボン」という音をたててつぶれる、などの現象を実際に目にすることにより、子どもは理科に興味を持ち始めることでしょう。

理科の勉強では、物理や化学に関するさまざまな原理原則を学習していきます。ただ、それらは先生の説明を聞いただけでは理解しにくいものがほとんど。しかし、実験に取り組み、実際に目で見たり耳で聞いたりすることで、自分なりの言葉で説明できるようになります。

さらに実験を通して、子どもが「なぜ、こうなるのだろう?」といった疑問を持つことも期待できます。これは理科を学ぶ上でもっとも大切な「科学的思考」に結びついていきます。理科のテキストや問題集には基本的に成功した実験例だけが紹介されていますが、実際の実験では理論通りの結果が出ないことも多々あります。ただ、その失敗により物事の理由や背景を考える学習姿勢が身についていくのです。

最近の中学入試の理科では、実験の手順を問う問題や実験データの分析を求める問題も出題されます。特に実験データに関する問題は、以前までは主に上位校で出題されていましたが、最近では中堅校でも出題される傾向が見られます。実験データに関する問題は単純に暗記した知識だけでは解くことが難しく、応用力が求められます。しかし、実験を通して原理原則を深く理解している子どもなら戸惑う心配はそれほどないでしょう。

最近では家庭で手軽に行える実験アイテムも売っているので、親子でチャレンジしてみてはいかがでしょうか。ユニークな実験を行っているテレビ番組を見るのも最初のきっかけとしてはよいと思います。

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