Vol.12

ユニークな授業が展開
新聞を使って楽しく学ぼう

ただ読むだけではなく「自分新聞」作りも

昨年12月に発表された、国際学力テストPISA(2009年実施)の調査結果から、「世界のどの地域でも、新聞を読んでいる子ほど学力が高い」という結果が明らかになりました。日本では、「読解力」のテストにおいて、新聞を読む子どもの平均得点は531点、一方読まない子どもの平均得点は506点という結果に。新聞を読む・読まないだけで、平均得点に25点もの差が出たというわけです。

新学習指導要領の実施に伴い、今年春から小学校でも新聞を使った授業が始まります。「新聞で勉強する」と言っても、ただ新聞記事を読んで意見交換をしたり、スクラップブックを作るだけではなく、多様な授業内容が現在検討されています。

東京都北区の東十条小学校では、4年の国語の授業で「自分新聞を作ろう」というユニークな課題を行いました。キャリア教育も意識して、新聞のテーマは「関心のある職業」または「なりたい職業」。まずは、子どもたちに実際の職業人の話を聞かせるため、点字新聞の記者を招き、新聞の作り方や取材の経験談を語ってもらったそうです。その後各自で、新聞作りを開始。「わかりやすく人に伝えられる新聞を作りたい」と、皆はりきって取り組んでいたとか。また、中には、自分のお父さんの仕事のやりがいについて、記事に書いた子もいたと言います。

ほかにも、各社新聞の記事の書き方を比較してみたり、記事の内容を川柳にしてみたり、童話の出来事を記事風にまとめたりなど、新聞を使った学び方は無限大。子どもの言語力や読解力、社会への興味を大いに育んでくれるはずです。ご家庭でも、ぜひ子どもに新聞を読ませたいものですが、まずは新聞を勉強道具として捉えるのではなく、「知りたい」という気持ちを満たしてくれるものとして、親子で楽しみながら読んでみてはいかがでしょうか。





日本新聞博物館

日刊新聞発祥の地・横浜にある、新聞がテーマの博物館。幕末から現代までの新聞の歴史を学べたり、パソコンで新聞の製作を体験することができる。シンボルモニュメントである初期の新聞オフセット機も要チェック。 http://newspark.jp/newspark/

「芸術は爆発だ」岡本太郎の世界を探る

大阪万博のシンボル「太陽の塔」や、「芸術は爆発だ」といったインパクトのある発言で有名な岡本太郎。生誕100周年を記念して行われる本展は、岡本太郎の芸術活動を「対決」という視点で捉え、「わび・さびとの対決」「戦争との対決」「消費社会との対決」など、7つの章に分けて作品を紹介。絵画・彫刻・写真・デザインなど、約130展の作品から岡本太郎の世界を探ってみよう。

「生誕100年 岡本太郎展」
3月8日(火)~ 5月8日(日)
観覧料:一般1,300円、大学生900円、高校生400円、中学生以下無料
東京国立近代美術館
東京都千代田区北の丸公園3-1
03-5777-8600
http://taroten100.com/

とびきり不思議な動物図鑑を楽しもう

ケナガマンモスやステラカイギュウといった過去の絶滅動物や、未来の地球環境予測をもとに科学者が予想した未来の動物……。そんな、今は見ることのできない動物たちの姿を描いた大型映像作品が、さいたま市宇宙劇場で公開中。上映の後半20分は、3Dメガネを装着して、大迫力の立体映像を楽しむことができる。絶滅と進化の歴史を、ぜひこの目に焼きつけよう。

「3Dワンダフルプラネット~絶滅!進化!地球アニマル図鑑~」
~ 5月29日(日)
入場料:大人600円、4歳~中学生300円
さいたま市宇宙劇場
埼玉県さいたま市大宮区錦町682-2
048-647-0011
http://www.ucyugekijo.jp/

江戸の天下統一を貨幣制度から学ぶ

徳川家康による天下統一後、江戸幕府が作った金・銀・銅の三貨からなる三貨制度。今回の企画展では、この貨幣制度の枠組みを固めていく過程を、戦国大名の政策継承や貨幣の製造体制整備などの面から紹介。江戸幕府が作った当時の貨幣や、戦国大名の金銀貨、家康の遺産とされる分銅金などを、実際に見ることもできる。

「貨幣・天下統一 -家康がつくったお金のしくみ-」
2月19日(土)~ 7月3日(日)
入館料:無料
日本銀行金融研究所貨幣博物館
東京都中央区日本橋本石町1-3-1 日本銀行分館内
03-3277-3037
http://www.imes.boj.or.jp/cm/

人類と深く関わる深海のジュエリーとは

骨格を磨くと美しい光沢がでることから、深海のジュエリーと呼ばれている「宝石サンゴ」。紀元前から宝飾品などとして洋の東西を問わず珍重され、人類の文化とも深い関わりがあると言う。今回の企画展では、貴重な標本や、文化史資料、現代のジュエリー作品などを紹介。将来に向けた、持続的な宝石サンゴの利用法について、学べる内容となっている。

「宝石サンゴ展」
3月19日(土)~ 5月29日(日)
料金:一般・大学生600円、65歳以上・高校生以下無料※常設展示入館料のみ
国立科学博物館
/東京都台東区上野公園7-20
03-5777-8600
http://www.kahaku.go.jp/

昭和5年建造の帆船に帆をはろう

現在、文化財として保存・展示されている帆船日本丸。その大きな帆を広げたり、たたんだりと、普段できない体験ができるチャンス! 動きやすい服装で参加しよう。

「親子で体験!日本丸の帆をはろう!」
3月20日(日)、4月17日(日)、5月8日(日)
①10:00 ~ 10:30頃 ②16:30 ~ 17:00頃 
対象:小学生・中学生とその保護者
募集人員:各回60名
参加費(入館料):小・中学生300円、高校生以上600円、65歳以上300円※入館料のみで参加可能。当日の整理券配布については、下記URL参照のこと
帆船日本丸
神奈川県横浜市西区みなとみらい2-1-1
045-221-0280
http://www.nippon-maru.or.jp/

地理の学習成果を試す地理能力検定に挑戦!

「地理能力検定は、地理の学習成果を試すのにおすすめの検定。小学校高学年向けである5級では、「私たちの食料生産」「私たちの生活と工業生産」「情報と通信」「日本の国土と自然」「世界の中の日本」の5章からなる。地理好きの人はぜひ挑戦してみよう。

「地理能力検定」
7月10日(日)※受付期間5月9日(月)~ 6月13日(月)
受験料:5級1,800円
試験地:札幌、仙台、新潟、東京、名古屋、大阪、京都、広島、福岡(予定)、その他
※詳細は、下記URL参照のこと
(財)日本余暇文化振興会内 地理能力検定係
東京都千代田区神田松永町19-2
03-5295-2033
http://www.chiriken.jp/

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