父親に読んでほしい本
第12回
父親だからこそできることがたくさんある

子育てにおいて、夫婦で役割分担を 決めている家庭はどのくらいあるでしょうか? 「母親は体調管理やメンタル面のサポート」「父親はびしっと叱るお目付役」など、内容は家庭によってさまざまでしょう。しかしながら、中には「父親はほとんど子育てにタッチせず、母親に任せきり。むしろ何を手伝えばいいかわからない」という人もいるかもしれません。

今回取り上げるのは、そんな父親が読めば、目からウロコのアドバイス本。青山ブックセンター・武本さんにおすすめをセレクトしてもらいました。「現在“イクメン”ブームですが、今回紹介する本は、その先駆けと言えるものばかり。特に『父の作法』は、すべての父親に読んで欲しい一冊。夫婦それぞれに言い分があり、いかにそのズレを話し合いで埋めていくことが大切かわかります。もちろん、本に書いてあることすべてが実行できなくても、内容について夫婦で感想を言い合うだけでも十分です。子育てには、“我が家だけのルール”をつくることが大切。3冊を、そのきっかけにしてみてはいかがでしょう」

『父の作法 妻が望む10のこと
辰巳渚【著】08年8月刊/岩崎書店/ 1,050円

夫が「父親」になるために覚えておきたいこと

家庭教育などを専門とする著者が記す、妻から夫への本音をまとめたアドバイス本。“父親も家に居ることが大切”“叱るタイミングに気をつける”など、子どもとの接し方から妻へのフォローまで、父親として覚えておきたいことが丁寧にまとめられている。「どれも当たり前のようで難しいことですが、父親が自分の役割を意識するきっかけになるはず。30~40代の男性が手に取っていくことが多いですね。同シリーズ『母の作法』もおすすめです」(武本さん)

『パパルール あなたの家族を101倍ハッピーにする本
安藤哲也、小﨑恭弘【著】09年9月刊/合同出版/ 1,470円

イクメンパパ代表が綴るユーモア溢れる指南書

子育てパパを支援するNPO団体「ファザーリング・ジャパン」のメンバー2人が綴る本書は“母子手帳を読破する”“ママを口説く”など、読むだけで楽しくなるアドバイスが満載。「団体が主宰している『パパ力検定』もためになるはず!」(武本さん)

子どもにウケるお話し大作戦 絵本であそぼ!』
パパ'S絵本プロジェクト(安藤哲也、金柿秀幸、田中尚人)【著】05年3月刊/小学館/ 1,260円

絵本初心者のお父さんへ 読み聞かせガイド

子ども向けの本の紹介や読み聞かせを行っているメンバーがセレクトした絵本ガイド。「怖い話や笑える話の読み聞かせは、声が低くて凄みのある父親にぴったり。あらすじからその本の魅力まで解説してあるので、初心者にも安心です」(武本さん)

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