同じ学校を複数回受験することができる「複数回入試」の活用方法を教えてください。

最近は多くの中学校で、入学試験を2∼5回ほど行う「複数回入試」が実施されています。この入試制度は、受験生にとって入試を受けるチャンスが広がるシステムであり、学校側にとっても入学意欲の高い生徒を確保できるといったメリットがあります。

当校の2011年度入試でも、計5回の試験を実施します。志望校が複数あり試験日が重なった場合は、5回ある試験のいずれかで受験すればよいので、他校との併願が可能になります。複数回入試は「第一希望であってもなくても、『この学校に入学したい』と願う子どもにより多くのチャンスが与えられる」のが特徴と言えるでしょう。

さらに、複数回入試を活用して同じ中学校を数回受験した場合、優遇措置がとられることもあります。当校では、各回の試験を通して各教科の最高得点を合計する「よいところどり採点」という優遇措置を設けています。1回目の試験では合計得点が合格ラインに達しなかった場合でも、2回、3回……と試験を受けることにより、各科目の最高得点がピックアップされて合計点が算出されていきます。そのため、合格ラインをクリアする可能性がアップすることでしょう。

もし、第一志望の中学校で複数回入試を実施している場合は、試験の全日程を受験できる「同時出願」を最初の出願の際に選ぶことをオススメします。多くの中学校では、1回目の試験で不合格とわかった時点でも次回以降の試験を改めて出願することもできるでしょう。ですが、「落ちてしまった」「もう後がない」と焦りながら再度出願するよりは、最初から「チャンスは5回ある。落ち着いてがんばろう」と余裕を持って試験に臨むほうが、子どもも実力を出し切れるのではないでしょうか。

受験料についても同時出願なら2回目以降を割安にする学校があります。ただ、複数回入試の内容は学校によって異なるので、募集要項に目を通して事前に確認しておくことが大切です。

横浜女学院中学校
60余年前に2つの学校が合併されて創立。キリスト教の教えである、校訓「愛と誠」に基づいた人間教育を行う。
平間宏一
横浜女学院中学校・高等学校教頭。同校にて、英語や国際教育の教師として教鞭をとる。2005年より現職。自身は私立男子校の出身。
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