心に響く格言、メッセージの本
第11回
経験者の言葉から新たな"気づき"を得る

皆さんの周りには、子育てについてアドバイスしてくれる先輩や年長者がどのくらいいますか? 悩みに耳を傾け、ときに厳しく助言してくれる人は、子育て世代にとって何よりも貴重な存在です。しかし、祖父母と離れて暮らし、なかなか会う機会がないという人も多いことでしょう。

今回、そんな"心に響くアドバイス"を本からもらうため、青山ブックセンター・武本さんにおすすめ作品をセレクトしてもらいました。

「今回紹介する本は、長年さまざまな人々の人生を見つめてきた人ばかり。押しつけがましいアドバイスではないので、心にすっと入ってきます。今はピンとこなくてもいつか"ああ、あのメッセージはこういうことだったんだな"と気づく日が来るはずです」

今は特に悩んでいないという人も、読み進めていくうちに自分自身も意識していなかった悩みや問題点に気づくことができるかもしれません。もちろん子育てだけでなく、自分自身の人生にも深く活きる言葉ばかりです。"いいな"と思った言葉は、かみ砕いて子どもに教えてあげてもいいでしょう。

夜回り先生50のアドバイス 子育てのツボ』
水谷修【著】10年11月刊/日本評論社/ 1,260円

日本中の子どもを見てきた「夜回り先生」からの言葉

高校教諭時代から、子どもたちの非行防止や薬物汚染を阻止するためにパトロールを行ってきた「夜回り先生」こと水谷修氏の子育てアドバイス集。幼少時代、小・中・高時代と、子どもの成長段階に沿ったアドバイスがあるところも魅力。「"子どものテンポに合わせる"というアドバイスを実践し、息子の寄り道に付き合ってみたところ、私も知らなかった彼の興味や感性に触れることができました。本当にハッとする言葉ばかりが詰まった本です」(武本さん)

初女さんからお母さんへ 生命のメッセージ』
佐藤初女【著】09年11月刊/主婦の友社/ 1,260円

子どもの生命を預かる母親へのメッセージ

「森のイスキア」という施設でさまざまな人たちを救ってきた佐藤初女さんのメッセージ本。「“めんどうくさいという気持ちが人や物をダメにする”など、妊婦さんから大きな子どものいる方まで、お母さんにはぜひ読んで欲しい1冊です」(武本さん)

中国古典の知恵に学ぶ 菜根譚』
洪自誠【著】、祐木亜子【訳】07年12月刊/ディスカヴァー・トゥエンティワン/ 1,785円

日本の偉人たちも愛読した中国古典の処世訓

中国・明時代に、儒教や仏教を学んだ著者が記す処世術の本。“立場を変えて人を観察する”など格言が満載。田中角栄や吉川英治ら偉人にも愛された。「主に30~40代のビジネスウーマンに人気ですが、人生訓として親もためになるはず」(武本さん)

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