ウチの娘は算数で同じ問題をずっと考えているのですが、このような勉強の仕方は効果があるのでしょうか?

大半の私立中学校の入学試験は算国理社の4教科で構成されています。この4教科のどれかひとつでも学習をおろそかにすると、志望校への合格は難しくなります。算数の問題が解けないからといって、その問題に何時間も費やして、学習全体のバランスが崩れてしまうのは要注意です。

算数で難しい問題に直面したときに大切なことは、もう少し時間をかければ解くことができそうなのか、それともその時点の自分の理解力では解けそうもないのかを「判断すること」です。もし解ける見込みがあるなら、独力でがんばってみるのもよいでしょう。解けそうもないようでしたら、迷わず塾の講師などに相談して解き方を聞くようにしましょう。目安としては、真剣に15分ほど考えて答えが出ないようなら、講師のアドバイスを仰いだほうがよいと思います。

この「解けそうか、解けそうもないかを判断する」習慣を付けることは、受験本番の対策としても極めて有効です。そもそも中学入試の算数で満点を取ることは難しく、多くの中学校の合格者の正答率は平均して約6割ほどです。つまり、すべての問題に正答する必要はないということです。

学校によっては、小学生が正解することはかなり難しい複雑な問題を出題する場合もあります。そのような超難問に必要以上に時間を割いてしまうと、ほかの問題を解くための時間が少なくなり、焦ってミスを犯しやすくなります。大事なのは、誰にも解けない難しい応用問題に時間を費やすことではなく、基本問題をミスなく解いて確実に得点することです。

超難問が出題されたらきっぱり諦めて、ほかの問題に注力する潔い姿勢を身に付けておくことが受験では必要です。普段の学習でもその習慣を身に付けるように心がけてみてください。もし「解けるか、解けないか」の判断自体が子どもにとって難しい場合は、その判断の仕方も含めて塾の講師にアドバイスを仰ぐとよいでしょう。

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