Vol.9

社会参加への意識を養う
子どもの選挙体験

公園の遊具を決める本格的な選挙を実施

2010年夏、岩手県久慈市は、市中心部にある巽山公園に設置する遊具を決めるために、市内の小学校に通う小学生2186人による選挙を行いました。「これを機に、選挙制度について学んでもらえれば」という思いから、本物の投票箱、実物そっくりの投票用紙を使用。自分たちが遊ぶ遊具を、自分たちで決めるという体験に、子どもたちは1票の大切さを感じていたそうです。

また、千葉市でも、子どもたちに地方自治について考えさせるイベントを開催しました。小学校高学年の児童が中心となって、市役所や銀行のある仮想の都市をつくり、投票によって市長を選出する本格的な内容。社会を見る目という、机の上の勉強だけでは決して得ることのできない力を身につけることができたのではないでしょうか。

投票率の低下が問題視される近年。7月に行われた参議院選挙の東京都の推定投票率は、43・57%という低さでした。とりわけ、20代の若年層の投票率は著しく低く、60代の1/3程度とも言われています。これはつまり、若者が、自分の1票が世の中を変えるという実感を持てていないことを表しているのかもしれません。

将来を担う子どもたちには、「よりよい社会をつくろう」と、率先して行動できる人に成長してもらいたいもの。幼い頃から、社会への意識を育むために、選挙や政治に興味を持たせてあげることは、とても重要です。前述のような学校や自治体が行う選挙体験に参加するのはもちろんのこと、親子で一緒に投票会場へ行ってみるのもいいでしょう。本物の選挙の様子を見せることで、選挙は身近なものであると伝えられるはずです。また、街頭のポスターなどから、それぞれの政治家がどのような政策を打ち出しているのかを、わかりやすく会話に取り込んでみるのもおすすめです。





Let's すたでぃ 選挙

東京都選挙管理委員会が運営する、子ども向けに選挙の仕組みを解説したサイト。選挙クイズに挑戦したり、楽しみながら選挙を学べる。選挙管理委員会のキャラクター、権さん&リッキーにも注目!
http://www.senkyo.metro.tokyo.jp/letsstudy/

戦後から現代まで15人の作家を探る

神奈川にゆかりのある作家を取り上げ、その人生と作品の魅力を紹介する常設展。第3部となる今回は、太宰治、坂口安吾、三島由紀夫など、戦後の日本文学を代表する作家を紹介。村上龍、五木寛之といった現代作家が描いた、神奈川を舞台とする作品にスポットを当てたコーナーも。

「文学の森へ 神奈川と作家たち 第3部太宰治、三島由紀夫から現代まで」
11月20日(土)~2011年1月10日(月・祝) 
入館料:一般250円、20歳未満・学生:150円、高校生以下・65歳以上無料
神奈川近代文学館
神奈川県横浜市中区山手町110
045-622-6666
http://www.kanabun.or.jp/

江戸時代から現代の「紙」に注目

古今東西の紙に関する資料を幅広く収集・保存・展示している紙の博物館。創立60周年にちなみ、60年ごとに江戸時代から現代までの、暮らしとともにあった「紙」の特別展を開催する。江戸時代に一般に普及した和紙、明治時代から製造が始まった洋紙、地球環境に配慮した現代の紙など、時代を反映したさまざまな紙を知ることができる。

「時代紙万華̶60年ごとにみる江戸から平成̶」
12月11日(土)~2011年3月6日(日)
入館料:大人300円、小中高生:100円
紙の博物館
東京都北区王子1-1-3
03-3916-2320
http://www.papermuseum.jp/

時代を彩ってきた世界の絵本を楽しむ

「絵本の黄金時代」と言われる1920~1930年代にクローズアップした展示会。新しい移民層とともに生きる多民族・多文化社会の絵本を模索したアメリカ、革命後の新しい社会の役割や希望を絵本によって伝えたソビエト連邦を中心に、約220点の名作絵本を紹介する。読書の秋に、さまざまな名作絵本を、親子で楽しんでみよう。

「絵本の黄金時代 1920~1930年代̶子どもたちに託された伝言」
~2011年2月6日(日)
入場料:無料
国立国会図書館 国際子ども図書館
東京都台東区上野公園12-49
03-3827-2053
http://www.kodomo.go.jp/

日本の航空史を振り返ろう

1910年に、日本初の動力飛行が実現してから100周年となる本年。「アンリ・ファルマン複葉機」や「ハンス・グラーデ単葉機」といった 日本の航空黎明期の飛行機から、現在までの航空宇宙分野の成果を紹介する。また、小惑星探査機「はやぶさ」の実物大モデルも展示。日本の科学技術の夢に触れられる内容となっている。

「空と宇宙展̶飛べ! 100年の夢」
10月26日(火)~2011年2月6日(日)
入場料(当日券):一般・大学生1,300円、小・中・高校生:500円、未就学児:無料
国立科学博物館
東京都台東区上野公園7-20
03-5777-8600
http://sora-uchu.jp/

縄文時代にタイムスリップしよう

「縄文人てどんな人?」「縄文人は何を食べていたの?」「縄文人はどんな家に住んでいたの?」そんな疑問を、数々の出土品から探る 展示会が開催中。縄文土器パズル、火おこし、縄文ファッションを楽しめる体験コーナーや、縄文時代の景観を再現した遺跡庭園「縄文の村」も併設している。また、年間を通して「貝輪作り教室」「古代の布作り教室」「縄文アクセサリー教室」といったイベントも実施。ぜひ参加してみよう。

「あっ、縄文だ!」~2011年3月まで
入館料:無料※イベントの詳細はHP参照のこと
東京都埋蔵文化財センター
東京都多摩市落合1-14-2
042-373-5296
http://www.tef.or.jp/maibun/

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